大腸CT検査

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大腸CT検査

大腸仮想内視鏡検査

大腸癌について

日本での大腸がんは女性の部位別がん死亡率第1位、男性では第3位となっています。毎年、10万人ほどの人が大腸がんと診断され、その中のおよそ4万人が死亡しています。
しかし、大腸がんは早期発見・早期治療により完治しやすいがんです。大腸がんは早期の段階では症状を自覚することがありません。早期に発見するために40歳以上の方は定期的に検診を受けることが勧められています。

検査の長所・短所
長所

・検査時間が早く、苦痛がほぼなく現在5-6mmのポリープを発見することができます。
・3Dで観察するため大腸のひだの裏側などの見落としが少ない検査です。
・大腸内視鏡にともなう出血や腸穿孔(腸に穴が開く)などの危険性がありません。

短所

・CTによる検査のため妊婦の方や妊娠されている可能性のある方は検査を受けることができません。
・検査によってポリープなどの異常がみつかり、切除の適応となれば内視鏡を挿入する必要があります。(当院では通常の内視鏡による大腸がんなどの切除もおこなっております。)

検査の流れ
検査の予約

・検査は前日に検査食・下剤などが必要のためすべて予約検査となっております。
・検査の予約はお電話(0776-24-0306)にて受付ております。
・詳しい検査の説明は無料で説明させていただいておりますが、担当者不在の場合もあるためお電話(0776-24-0306)にてご確認ください。

前処置

・検査前日より検査食を食べていただきます。
・普段の便の状態によって前日夜に軽い下剤を飲んでいただき腸の中をきれいにします。

検査当日

・撮影前に必要に応じて腸の動きを押さえる注射を打ちます。
・細いチューブを肛門からわずかに挿入して炭酸ガスを注入し、大腸を拡張します。
・CT装置で"仰向け"と"うつぶせ"の写真を撮影します。(1回の撮影は30秒程度です。)

検査終了後

・検査終了後は通常通り食事が可能です。
・3日から7日後に詳細な検査結果をご報告できます。(郵送も可能です。)

検査費用

・検診などで大腸癌疑いの方は保険診療となり、3割負担で約7千円(大腸内視鏡検査と同等です)となります。
・健康診断や人間ドックのオプションとして行う場合は自費となります。人間ドックのオプションの場合は約2万円となっております。